テスト余裕すぎる
レポートがやばい。試験がやばい。
周りの同級生がもがき、苦しんでいる。
醜い。圧倒的に醜い。
日頃から勉強しなかったツケが回ってきたのだろう。ただの自業自得だ。全くコイツらは大学に何をしに来ているのだろうか。
そんな愚かな同級生と対極をなすのはそう、俺である。焦りの感情など微塵もない。
というのも、日頃から真剣に受講してその骨子を理解し、復習によって知識を会得していたため、レポートも8割方完成したからだ
…という訳ではない。
僕にもツケは回ってきている。しかし、焦らない。
さっき対極と言ったが、彼らと違って勉強しているという意味ではない。彼らと違って焦らないという意味で対極にいるのだ。
三日前から勉強を始め、徹夜を重ねてテストに臨む。これが僕のスタンダードだ。しかも中1から。だから焦らない。場数が違うのである。
それゆえの、この風格。
レポート課題してるつもりが、部屋片付けちゃってた?
甘い。
俺ぐらいのレベルになると、レポート課題してるつもりが、部屋を片付け、BLEACH 1〜74巻を読破し、ブログを書き始めちゃってたのだ。
次元が違う。
テスト勉強してるつもりが、ネットサーフィンしちゃってた?
俺ぐらいのレベルになると、テスト勉強始めるつもりが、ネットサーフィンに始まりネットサーフィンに終わっちゃっていたのだ。始めてすらない。
ただ、僕からすればネットサーフィンそのものはガキの遊びであるように感じる。
大学生から見た「花いちもんめ」みたいな。前後運動しながら相手チームの人間をジャンケンで奪うという謎の遊び。明らかな時間の無駄。俺あの遊びやりながら虚無を感じてたからね。小1で。虚無。あ、相手チームから全然指名されなかったトラウマ思い出してきたからちょっとこの話やめよう。
話を戻すと、僕レベルのエキスパートはネットサーフィンは二の次で広告に価値を見出すようになる。
普通は煩わしいと感じるアプリ広告で遊ぶ。
ファイナルファンタジーとかもう無双だからね。
もうこの広告で遊ぶためだけにサイト出たり入ったりするからね。
こんな感じでもテストは何とかなると思ってる。末期の幻想。
そう、ファイナルファンタジーだけにね。